※VPDiskの販売は2014年2月末をもって終了し、現在はサポートのみ行っております。導入をご検討のお客様は後継商品のFileProtectorをご参照ください。
データベース暗号化(PowerGress on Linux)暗号化手順
データベースファイルを暗号化した後、PowerGresのデーモンが暗号鍵を使えるように設定し、透過的に暗号化状態のデータベースファイルにアクセスすることができるよう設定します。
1.PowerGresの停止
# pg_ctl stop
2.データベースファイルの暗号化
# vpd start -f <キーボックスのパス/キーボックス名>
# su - postgres
$ find /var/lib/pgsql/data/base -type f -exec vpd lock {} \; ← データベースファイルの暗号化
$ find /var/lib/pgsql/data/base -type d -exec vpd lock -t hard+ {} \; ← ディレクトリのロック(配下のファイルを自動的に暗号化する設定)
※ログや制御ファイルの暗号化は任意です。データベースファイルも必要なものだけ暗号化してもかまいません。
3.PowerGresのデーモンが鍵付きでスタートできるように設定
# vpd delegate /opt/powergres/bin/pg_ctl <キーボックスのパス/キーボックス名>
4.PowerGresの起動
# su - postgres
$pg_ctl start -D /var/lib/pgsql/data/base
※PowerGresを起動する際に、毎回必ずキーボックスのパスフレーズを要求するような設定も可能です。
以上で、PowerGresの暗号化設定は完了です。
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