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データベースカラム暗号化ソフトウェア

データベース暗号化(Oracle9i)暗号化手順

データベースファイルを暗号化した後、Oracleのデーモンが暗号鍵を使えるように設定し、透過的に暗号化状態のデータベースファイルにアクセスすることができるよう設定します。

1.Oracleの停止

$ sqlplus “/as sysdba”
SQL> shutdown immediate;

2.Oracleソフトウェアの所有者またはrootでログオンして、データベースファイルを暗号化

$ vpd start -f <キーボックスのパス/キーボックス名>
$ vpd lock $ORACLE_BASE/oradata/ora920/* ← ファイル暗号化
$ vpd lock -t hard+ $ORACLE_BASE/oradata/ora920 ← ディレクトリに暗号化属性を設定

※ログや制御ファイルの暗号化は任意です。データベースファイルも必要なものだけ暗号化してもかまいません。

3.Oracleのデーモンが鍵付きでスタートできるように設定

$ vpd delegate $ORACLE_HOME/bin/oracle <キーボックスのパス/キーボックス名>

4.Oracleの起動

$ sqlplus “/as sysdba”
SQL> startup

※Oracleを起動する際に、毎回必ずキーボックスのパスフレーズを要求するような設定も可能です。

以上で、Oracle9iの暗号化設定は完了です。