RTPatch リリースノート
Version 12.00 ▶ 新機能 ▶ バグ修正
▶ 新機能
- バージョン12.00のBuildコマンド「PATCHFORMAT」により、旧バージョンのApplyプログラム(1996年のバージョン3.2以降)でも適用可能なフォーマットのパッチファイルを作成可能です。以前は、Applyプログラムのバージョンは、Buildプログラムのバージョンと同じかそれ以上のもので作成したパッチファイルのみ適用可能でした。
- Buildコマンド「DELDIRONMT」により、Apply時に空になったフォルダ/ディレクトリを削除できます。
- Buildコマンド「SELFREGWARNINGS」により、ファイル毎に自己登録(self-registration)が失敗した時に警告を出すことができます。
- ディスクの種類に依存しない分割パッチファイルが作成できます。Apply API、EZPatch、Auto RTPatchで使用できます。
- コード署名されたファイルの署名を取り除く汎用ユーティリティーが提供されます。
- Applyのオプション「-ODISABLEWARNING:<数値> 」により、指定した数値の警告が出るのを抑止できます。
- RTPatchApply32の新しいコールバックID 0x23 で、UNDOオプションの時のファイルのコミット完了の進捗%が通知されます。数千のファイルを更新するとき、コミット処理は時間の掛かるケースが多いです。このコールバックによりユーザにコミット処理の進捗を表示することができます。
- EZPatchの「DefaultToCancel」オプションにより、ユーザがキャンセル・ボタンをクリックしたときにユーザに表示される警告番号のリストを指定できます。
- Auto RTPatchの新しいコールバックID 0x1020で、遅延アップデートが行われるときの更新バージョン番号が入手できます。
- Auto RTPatchは、自家製のテスト用のコード署名の証明書をサポートします。
- Auto RTPatchは、HTTPSをサポートします。HTTPSのポート番号も任意のものをサポートします。
- Auto RTPatchは、新機能の分割パッチファイルを使用する時に、ダウンロードの中断と再開をサポートします。
- Auto RTPatchは、file:/// の構文をサポートします。
- Auto RTPatchは、新しい設定「Mirror」をサポートします。第一のURLに到達できないときに、第二のURLからダウンロードして更新を行います。
- Auto RTPatchは、プロキシの認証をサポートします。
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▶ バグ修正
- 全てのSYSTEMKEYのIMPORTが失敗するバグ
- NOPATCHWARNINGSが幾つかの警告コードにしか有効にならないバグ
- -nodelaycopyオプション付きの追加ファイルの自己登録(self-registration)は失敗するバグ
- Auto RTPatchの管理ツールが500MB以上のパッチファイルで失敗するバグ
- UPDATETIMESTAMPコマンドが、履歴パッチ(ヒストリーパッチ)で利かないバグ
- 3バイトの日本語UNICODEがあるファイル名をパッチファイルから読み込むと、アライメントを無視したメモリアクセスが発生し、ARMハードウェア上でメモリアクセス違反が発生するバグ
- Windowsのいくつかの言語バージョンで、パッチファイル内のPASSWORDサポートが動作しないバグ
- patchbld.exeのパス指定が180文字以上になると異常終了が時々発生するバグ
- DOBEFOREALLのコマンドが連結されているとき、?構文が最後のコマンドにしか動作しないバグ
- レジストリスクリプトのSysDir32とSysDir64のマクロが動作しないバグ
- REGSCRIPTとPREREGSCRIPTコマンドで指定されたレジストリ「view」が32-bitか64-bitで上書きされてしまうケースがあるバグ
- Auto RTPatchでHandleとメモリのリークがあるバグ
- Auto RTPatchで「SaveTo」オプションが動作しないバグ
- クリーンアップ中に一時ファイル(TEMPFILE)の削除に失敗し、かつ、パッチファイル内の新ファイルが追加され、かつ、UNDOが有効な状態だと、追加されたファイルが間違って削除されてしまうケースがあるバグ
※このソリューションは、クリーンアップ中に一時ファイル(TEMPFILE)の削除の失敗を無視するものです。
- タスクバー内のBuild Wizardの表示のバグ
- UACの元では、Build Wizardが正しく動作するためにAdministrator権限を要求します。
- RTPatch for Windows Installerベースの実行プログラム「appstub.exe」のコード署名が無くなりました。これは元々、変更されることを意図しているファイルなので、署名は間違いです。
- UACの元では、RTPatch for Windows Installerベースの実行プログラム「appstub.exe」が正しく動作するためにAdministrator権限を要求します。
- Buildエンジンでクロスプラットフォーム用のパッチファイルを作成すると、パッチファイル内に登録されるパーミッションが誤って登録されるケースがあるバグ
- Linux/x86のBuildエンジンで、履歴パッチ(ヒストリーパッチ)にパッチファイルが正しく登録されないバグ
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