NEWS RELEASE
2004年12月9日
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MONET社 情報漏洩対策ソフトウェア「VPDisk Pro」Red Hat Enterprise Linux 3 へ正式対応
〜 Red Hat Enterprise Linux 3をプラットフォームとしたファイルシステムに暗号化機能を提供 〜

株式会社MONET(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:前野泰章)は、本日、情報漏洩対策として有効なデータ保護サーバ・ソフトウェア「VPDisk Pro」がRed Hat Enterprise Linux 3へ正式対応したことを発表しました。
従来のVPDisk ProではRed Hat Enterprise Linuxのカーネルを標準カーネルに書き換えた後にインストールする方式な為、不十分な対応となっておりましたが、この度リリースとなる製品からカーネル書き換えが発生しない正式対応版となります。
VPDisk Proはシステム管理者権限/ルート権限とは別の権限をOS層に追加します。この新たな権限で情報を保護することで、企業情報漏洩の大きな原因となっているシステム管理者からの内部漏洩を防ぎます。たとえ管理者権限を持っているシステム管理者であってもVPDisk Proで許可されたユーザ以外は該当データを解読することは出来ません。ハードウェアと情報の管理者を区分することが可能になります。
VPDisk Proは既に主要ホスティング事業社に採用されており、情報漏洩防止可能なホスティングサービスとして一般にサービス提供されています。この製品が保護対象としているのはストレージ、SAN/NAS、データベース、バックアップだけではなく、個人情報保護法対策として重要視されているログの保護(改竄されないログ)も対象としております。
この製品のマーケットは、B2B,B2C、IDC、E-Commerce、官公庁分野です。Red Hat Enterprise Linuxへの正式対応により、MONETは、この商品を向こう1年間で約200本(2億円)の出荷増加を見込んでいます。また、VPDisk Proは今後レッドハット社からリリースが予定されるRed Hat Enterprise Linuxには随時対応していきます。
 
「VPDisk Pro」の主な特徴
●自動化暗号
バックグラウンドでのファイル自動化暗号
独立した暗号鍵によってファイル単位、フォルダ単位で暗号化
テキストは勿論、バイナリファイル、実行ファイルも暗号化
暗号化されたファイルと鍵をグループ単位で管理することが可能
●データ保護
管理者権限であっても、ファイルの変更または削除をできないように致します。
●導入が簡単
既存のシステムにアドオンするだけで、既存のファイルシステムに暗号化機能が追加されます。システム・ソフトウェアの再インストールや、アプリケーションの再設定は必要ありません。
●機密度が高い防御
バックアップ・テープやオフラインのハードディスクも透過的に暗号化できます。
●標準価格: 128万円より
 
レッドハット株式会社 代表取締役社長 松浦 徹 様の賛同支援コメント
レッドハットは株式会社MONET様の定評あるデータ保護サーバ・ソフトウェア「VP Disk Pro」が、Red Hat Enterprise Linux 3 へ正式採用されたことを、心より歓迎いたします。
本来Linuxは、オープンソースであるがゆえに従来のライセンスOSと比較し、極めて早い期間でバグフィックスが行われ、セキュリティホールが解決されるなど、その安全性には高い評価がなされております。しかしながら、昨今の人為的、あるいは事故による情報漏洩といった、情報そのものの保護対策においては、まったく別のアプローチが必要です。
そのような状況をふまえ、情報漏洩ツールをRed Hat Enterprise Linuxのソリューションとしてメニューに追加できることは、Linuxの安全性をさらに堅牢にすることになると、期待しております。

レッドハット株式会社は、米国ノース・カロライナ州ラーレーに本社をおく、エンタープライズLinuxの世界的なプロバイダRed Hat,Inc.の日本法人です。オープンソースを基盤として、組込み系からエンタープライズサーバまで対応する普遍的なプラ ットフォームとサービスを提供しています。
Red HatならびにShadow Manロゴは米国およびその他の国でRed Hat,Inc.の登録商標若しくは商標です。
LinuxはLinus Torvaldsの商標です。
その他、記載されている会社及び製品の名称は、各社の商標または登録商標です。
 
株式会社MONETについて
(株)MONETは、セキュリティおよびネットワークのソリューションプロバイダーとして2002年12月に設立した企業です。海外の優秀なベンダーとのパートナーシップを中心に、セキュリティ関連のソフトウェアの販売、コンサルティング事業を推進しています。その他に、差分パッチ作成ソフトウェアであるPocket Soft社RTPatch / dfc-gorillaの代理店をしています。
OmniSecure社について
2000年1月 米国サンタクララにて設立され、主にインターネット上でのファイルの盗難、コンピュータハッカーへの対策を中心に活動しております。他にホームページ改竄防止ソフトウェアであるHTTProtectを開発しています。
URL : http://www.omnisecure.com
 
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