NEWS RELEASE
2009年11月26日
株式会社MONET
アプリケーション向け汎用暗号化ツール、「Application Protector」リリース
~データ取込ポイントでの暗号化で情報漏えいを防止~
株式会社MONET(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:前野泰章)は、米国Protegrity社(本社:コネチカット州スタンフォード)のアプリケーション向け汎用暗号化ツール「Application Protector」の日本国内でのリリースを発表しました。
Application Protectorは、APIを経由しPEP(Policy Enforcement Point/暗号化)サーバで暗号化を行います。実績のある暗号化ロジックをAPIに集約して提供することで、中間データや蓄積データ、ファイルが暗号化されます。万一、ハッキング被害を受けた場合でも、侵入者は解読することができず、情報が守られます。
暗号化/復号化機能がAPIで提供されているため、アプリケーション・ベンダーにとっては、開発コストの削減に繋がります。また、統合管理機能によって、ユーザのグルーピング、及び対象グループごとの鍵の使用権限などを中央から一元管理できるため、各拠点の管理者による個別管理が不要となり、管理コストの削減にも繋がります。
暗号化アルゴリズムには、標準としてのAESの他に3DESを採用しています。
※AESは2000年に米国政府が新標準として採用した暗号化アルゴリズムで、暗号の強度・スピード共に高く、安全性が高いと考えられています。
「Application Protector」は、全米に巨大なネットワークをもつ販売店のPOSシステムへの組み込みなど、PCI DSSを中心としたコンプライアンス対応への需要から、既に多くの導入事例を持っています。POSシステムにおいては、入口であるデータ取込ポイントから情報のすべて暗号化することで情報漏えいを防止します。MONETは日本においても同様に、POSシステムを中心とした分野での需要を見込んでいます。
「Application Protector」の特徴
◆実績のある暗号化アルゴリズム(AES、3DES)のAPIを提供
◆開発者の負担を軽減
◆統合管理システム(Security Manager)による暗号鍵・セキュリティポリシーの一元管理
◆難しい鍵管理を大幅に簡素化する統合管理システム
◆VPDisk(サーバ用暗号化ソフト)及びDPS(DBカラム暗号化ソフト)との連携
◆組込機器から汎用機まで含めた幅広い導入実績
導入対象
情報KIOSK端末、チケット予約・発券システム、医療システム etc.
標準価格
オープンプライス
動作環境
対応OS:Linux(x64), HP-UX(11以上), Unixware(x86), Windows(x86/x64), Solaris 8, 9, 10(SPARC), AIX, zOS
言語環境:C/C++, Java
暗号化アルゴリズム:AES(128bit, 256bit), 3DES(168bit)
■MONET社について
(株)MONETは、セキュリティおよびネットワークのソリューション・プロバイダーとして2002年12月に設立されました。海外の優秀なベンダーとのパートナーシップを中心に、セキュリティ関連のソフトウェアの販売、コンサルティング事業を推進しています。Application Protector以外の取扱製品として、データ差分によるアップデートシステムのRTPatchとdfc-gorilla(米国PocketSoft社)、サーバ暗号化ソフトウェアVPDisk(米国Protegrity社)、統合型ログ監視・分析ソフトウェアHUNTSMAN(豪州Tier-3社)があります。
■Protegrity社について
1996年 米国スタンフォードにて設立され、主にデータ保護製品の開発を中心に活動しております。VPDiskおよびその姉妹品を連携させたセキュリティ・ソリューション「Protegrity Security Suite」を国際的に展開しています。
お問合せ先
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ソリューション事業部 営業部
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TEL :03-5256-5171 FAX:03-5256-5172
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